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独断と偏見に満ちたFOLLOWERS御紹介


戦後小説界に初めて和製ハードボイルドを開拓したとして有名な生島氏でしたが、
元編集者だけあって新人への暖かい眼も忘れず新人の発掘を積極的にされるほか、
実際指導を受けた以外にもあの作品群に影響されて現在活躍する作家陣も多いとのこと。
ここではそんな方々を判る範囲でご紹介。
これから範囲を広げて読んでみようと思われる方の一助になれば幸いです。
もしこれら作家諸氏のファンの方々で気分を害されることがあったら申し訳ありません。
悪意はないので許してください(笑)。
順序は生島氏に近い順から。敬称略。



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 〓精神型〓 

ハードボイルドの魂にやられてしまった方々




大沢在昌  Arimasa,Osawa

噂されるほどに仲が良いらしい愛弟子(笑)。 中学校時代に始めて著作を読み手紙を送ったところ返事が返ってきて感動したとか。 以後後継者になるべく小説家を目指して見事デビュー。芯からのフォロワー振りには脱帽。 生島作品集英社文庫版の解説は超ミーハーしていて私は好きです。わは!
1956年生まれ。愛知県名古屋市出身。慶応義塾大学中退。代表作『感傷の街角』・『新宿鮫』



北方謙三 Kenzou,Kitakata

60〜70年の大学闘争時代、片手にはヘミングウェイと吉行淳之介と生島とがあったとか。 生島は確実に自分たちの時代の匂いを読み取った作家であり、 自分も無意識ながらその影響の中にいたという本人の言は、 スタイルもそのままの渋さを見て実証済みでしょう。
1947年生まれ。佐賀県唐津市出身。中央大学法学部卒。代表作『檻』・『弔鐘はるかなり』



小泉喜美子 Kimiko,Koizumi

いえ、この方は番外。元夫人。残念ながら故人となってしまってますが、 女性フォロワーとしては初代であると思いますので敬意をこめてここに。 EQMMに応募し入選。結婚のため断筆しますが離婚後復帰。 ミステリ界において評価の高い作家でしたが、数作を残して新宿で酔ったまま階段から転落し他界。 好きなものは生島、チャンドラー、アラビアのロレンス、宝塚、歌舞伎。
1934年生れ〜1985年没。東京都墨田区出身。都立三田高校卒。代表作『ダイナマイト円舞曲』





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〓中国型〓

描き出された上海/中国の魔力にインスパイアされた方々




伴野 朗 Rou,Tomono

元朝日新聞中国支局の記者を経て作家になられました。上海についての造詣は深く、中国を舞台にした著作多数。 フォロワーとしての動かぬ証拠に『蒋介石の黄金』が(笑)。 仲間仲間〜♪てなことで、中国がお好きな方はどっぷり伴野ワールドに漬かりましょう。
1936年生れ〜2004年2月逝去。愛媛県松山市出身。東京外国語大学卒。代表作『五十万年の死角』・『始皇帝』



中薗 英助 Eisuke,Nakazono

この方も番外。どちらかと言えば北京派、純文系とお見うけしたので挙げて良いのかなと思ったのですが、 スパイ小説『密葬者たち』を読んでみたらやはりこちらに入られてもいいかな、と(笑)。 日中戦争前期に北京にて在学。その後東亜日報の記者として同地に在留。 中国の友人らの抵抗活動を実際に見てこられたため当時の北京の状況は著作に詳しいです。 そのほかあの有名な歌謡曲「何日君再来」の謎を追いかけつづけた『何日君再来物語』は一読の価値あり。
1920年生れ〜2002年4月逝去。福岡県八女市出身。代表作『彷徨のとき』・『北京飯店旧舘にて』



森川 久美 Kumi,Morikawa

小説でなく漫画ではありますが有名なのでご紹介。 山中峯太郎の『亜細亜の曙』をベースに生島氏の『黄土〜』からキャラクターを生み出して描かれた『蘇州夜曲』 (南京路シリーズ)は多くの少女を熱狂させた作品です。 画集『森川久美の世界』のなかで参考資料としてタイトルが出ております。 戦中の上海の雰囲気を絵で味わいたい方にはどうぞ。
御本人のHPがリンクにもございますのでご覧下さい。
LINK頁



栗本 薫  Kaoru,Kurimoto

精神型か中国型か、どちらに分類すべきか迷うところの作家ですが上海繋がりでこちらへ。 生島氏とは同校の卒、故小泉喜美子氏とは面識もあり、ご主人は生島氏の元部下ということから 少なからずご縁があった模様。『六道ヶ辻 墨染の桜』の中の舞台・上海や、ハードボイルド作『キャバレー』など 随所に生島氏の影響を見せ、『グイン・サーガ』89巻目の後書きや自らのHPにて生島氏への哀悼を示す等、 中々に影響を受けられていたようです。評論家・中島梓としても活躍中。
1953年生れ。東京都出身。早稲田大学文学部卒。代表作『ぼくらの時代』・『絃の聖域』



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〓大薮型〓

徳間書店主催の大薮春彦賞。選考委員長に生島氏、委員に大沢氏と北方氏がくれば

ファミリー以外の何物でもないじゃんすか…。ええどうよ(笑…強引;)



馳 星周 Seishu(),Hase

あの日本冒険小説協会会長・内藤陳氏のバー[深夜+1]でバーテンをしていたというから遠からず近からずですね。 最初ペンネームを見たときに香港俳優の周星馳(チャウ・シンチー)に怒られないかと思いましたが、 どうもいいらしい…。『古惑仔』というタイトルに至ってはクレーム来ないのかと謎ですが。 ともあれ新宿を舞台にした『不夜城』にて第18回吉川英治文学新人賞受賞。『漂流街』に第1回大薮春彦賞受賞。 現在脂ののった作家です。
1965年生れ。北海道出身。横浜国立大学卒。



福井 晴敏  Harutosi,Fukui

どなたかの感想で『亡国のイージス』が黄土を彷彿とさせるとお伺いしたので印象に残っていたのですが… 第2回大薮春彦賞じゃないですか…。びっくり。まだ未読のためなんとも書けませんが、 書店で売り切れを見ること幾度。スゴイですね。警備会社勤務を経て『Twelve.Y.O』で第44回江戸川乱歩賞受賞。 大薮春彦賞受賞となった『亡国〜』は第19回日本冒険小説協会大賞、 第52回日本推理作家協会賞のトリプル受賞に加え、直木賞候補作……直木…(笑) ※2003.6月読了。『黄土〜』的とは妙に納得…(笑)。 
1968年生れ。東京都墨田区出身。千葉商科大学中退。



五條 瑛 Akira,Gojou

もと防衛庁勤務で調査専門職ご出身(主に極東軍事情報収集担当)だそうで…。 退職後フリーライターとなり、『プラチナ・ビーズ』でデビューされ目下人気上昇中。 大薮春彦賞は『スリー・アゲーツ』(第三回)。 どういうわけか上記の福井氏の著作と一緒にファンになる方が多いようです。 日本の国防がらみででしょうか。女性でありながらそれを感じさせない文体を持つ作家として 直木賞作『マークスの山』の高村薫氏とよく比較されているご様子。
作家データ不詳。




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